Friday, December 15, 2017
 

Webディレクターになるには、まず自分をディレクションする事から始めよう

k38-06年も明けてしばらく経ちましたね。

自分の周りに限ってかもしれませんが、徐々に人材関係の流動が活発になってきた印象があります。
去年末に「転職(バイト)先でも探そうかな」と考えていた方が、ちょっとずつ動き出してきたと言ったところでしょうか。

早い方はこれくらいから動き出して、2月中旬まで職探し、3月に身辺整理と引き継ぎの上で年度末に退社。4月1日に晴れて新会社に入社というパターンが多いのかもしれません。

時期で人材が動くというのも変な感じはありますが、妙に区切りに拘りたいというのも人情が表れてて面白いですね。

Webディレクターほど『Webディレクター』という肩書に囚われている

先日こちらの記事が自分の周りで話題になっていました。
webディレクターの採用と転職活動の難しさ

ECサイト運用を例に挙げWebディレクターの記事でした、この記事を読んでみて「自分がフリーランスのWebディレクターになるときってどうだったかなー」と少し思い返してみました。

常々感じるのは、Webディレクターは職能に関してのアイデンティティを確立する事が他と比べると難しいというのはあります。

『できる事』と『やりたい事』との乖離や理念の具体的な抽出が難しかったり、かといって『求められる事』は粒度の小さいスキルだったりと、自分の中で消化するのは諦めに似た悟りみたいなのが必要だったり。
例としてはUXやIAなどアカデミックな要素を含む人間工学、社会学的なアプローチが必要と思っても、日々の業務で必要なのはエクセルの知識とか。志と実務がジレンマを起こして「結局どうすりゃ良いの?」って悩んでいるWebディレクターさんは多いと思います。

ただ、ここで定義としたいのは「あなたのなりたいWebディレクターってどんなの?」って事です。

Webディレクターなど対外的な肩書きに過ぎない

スキルセットだけの論理で言うならプロジェクトを進行する事ができれば、その人は職能的にエンジニアであっても立派なディレクターです。

仕事で無くても良いでしょう。新規プロジェクトなら友人とのBBQや家の大掃除。運営毎なら家事全般。それぞれチーム間での『誰が何をいつまでにどうする事で最終的にこうする』が共有できれば良いのです。
使うツールもエクセルでもパワポでもOmniPlanでも手書きの紙でもなんでも良いです。目的さえ果たせているのなら。

つまり、実践や経験がモノを言う職能であり、そこに関していえば他と変わりはありません。しかしWebディレクターという肩書きに左右され、よくわからないものをよくわからないままに影を追い求めているケースを目にします。

『自分がどうありたいか』をまず決めよう。

先述の記事でも『Webディレクターは流動の少ない職能』『人材のコモディティ化』『把握すべき技術/情報の多様性への対応負荷』などを問題点として挙げられていました。

自分もそこはAgreeですし、そこにスキマ産業している身でもあるので、あーだこーだ言うつもりはありません。
ただ、スキルアップやキャリアアップの修行を積む前にまず『自分がどういうWebディレクターでありたいのか』を決めるべきだと感じます。

自分は幸い、営業職を経てWebディレクターになった人間なので、一般的な制作からのジョブチェンジとは若干、毛色が違います。

それだけに作る事だけにとらわれず「良いものを作るのは当たり前。それをいかにして売るか」という目線を常にもって、プロジェクトと接する機会が多いです。ユーザー目線を意識して、何を誰にどうしたいのか。その具現化と、実現までの旗振りを担う。そこが自分のWebディレクターとしてのアイデンティティですし、そのためにプロジェクトを前に進める(Progettista)のが自分が得意とする方法です。

これから転職をしようとしているWebディレクターの方、もしくはWebディレクターになりたいという方は、まず

・自分がなりたい『Webディレクター』のイメージを持つ。
・そのために必要なスキルは何なのか、今持っているスキルは何のかを把握する。
・日々の中で『小さいプロジェクト』を立ててみる。

これらを実践することで、将来のご自身の中の『Webディレクター』のイメージがハッキリする事でしょう。
『ディレクション』は言葉の通り、方向性に過ぎません。ならばゴールをまずしっかりと決め、その過程を楽しむ。

そういったマインドを持っている事こそ今、業界に求められているWebディレクターだと感じます。

 
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