Monday, October 23, 2017
 

過去と未来と今の話

プロジェクトを進行していく中で、何度も打ち合わせを重ねるうちに、たくさんの人が絡んでくると、時たま、そのプロジェクトに関係者の力関係みたいなものが反映されてしまう時がある。

あまり良い事ではないのだけど、代理店が絡む案件などでは、「クライアントが、こうして欲しいと言っているので」とか、「見積もり上、どうしても払えないからここは泣いてくれ」など、杓子定規にはいかないのが、この世界。
それは、人が絡む仕事をしているからには、あって然るべきことだし、そこからどうリカバリーするかがディレクションの見せどころでもあるのだが、一番モヤモヤするのが「あー、あの時、こうしておけば良かった」という後悔。

ある意味、そう思えているという事は、過去の自己の実力不足を認識している事なので、良い事なのかもしれないが、その過去の漏れや抜けが、未来(プロジェクトの完成形)に影響してしまうので、タチが悪い。ましてもう、抜き差しならないところまで来ていると、そのまま力技でなんとか進行するなんてことも。大抵、そういう時ほど蓋をしておいた部分が地雷化して、後でもっと厄介なことになるなんてこともあるわけで。

そもそもで、未来があるから過去があるのが、自然の摂理なのだけど、過去によって未来が左右されてしまうと思った時の虚脱感は、ちょっと個人的にはヤバいと思ってる。まして人が絡んで、その自体になる分、怒りの矛先が人に行ってしまったり、人のせいにする自分に自己嫌悪を感じてしまい、事なかれで言われたままに仕事するようになって、他人事なサイトが出来上がるなんて悪循環も往々にしてありがち。

総じて言えるのは、失敗した過去を噛み締めて悲観的になってしまうのが問題っぽい。まぁ、プロジェクトが思い通りにいかない時は悲観的になりがちだけど。
ただ、過去とは自分のしてきた積み重ね意外、何物でもないのだし、それは不変なものなのだから、あまりクヨクヨ考えず、目的に向かって、今、どうするのかを考え行動するのが良さそう。「自分の考えたとおりに生きなければ、自分が生きたとおりに考えてしまう」という言葉がある通り、ある種、楽観的に過去は過去のモノとして切り離すドライさが無いと周りの人間関係やしがらみ、仕来りの顔色を伺う様になってしまうんだろなーと思った。

 
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