Monday, October 23, 2017
 

『ウェブデザインコーディネイトカタログ』はウェブディレクターにもオススメ@CSS Nite in Ginza, Vol.58

8/18にApple Store Ginzaで行われた「CSS Nite in Ginza, Vol.58『ウェブデザインコーディネイトカタログ』をつくって見えてきた、2011年のデザイントレンド考察」」に参加してきました。

最近はウェブディレクター業だけでなく、ウェブデザイナーとしての役割も増えてきているためレイアウトやデザインのコーディネイトに本書はよく参考にしています。今回はその著書の紹介からボツネタなども踏まえての解説との事で参加してきました。また、linkerさんの以前のイベントで自分がフリーランスになるキッカケを頂いたのも個人的に参加の動機だったりします。likerのサイトはこちら

主だったテーマ

書の中にもあったそれぞれのテーマから、断片化された情報の集積/アプリっぽい(デザイン・動き)/質感・素材感/機能的なわかりやすさ/ガーリー・女の子をチョイス。

ウェブデザイナーの目線から個々のサイト全体の印象、テキストのカラーリングの意味、近年のWeb界隈のトレンドなどを交え、著書にある解説をより噛み潰した内容でそれぞれ具体的なサイトを例に講評というスタイルでした。
実際に紹介されたサイトは以下。

断片化された情報の集積

アプリっぽい(デザイン・動き)

質感・素材感

機能的なわかりやすさ

ガーリー・女の子

 

印象に残った点と、もっと聞いてみたかった点

「アプリっぽい」のテーマの中で紹介されたサイトの多くは、WebサイトというよりまさにWebアプリに近いインターフェイスのものが多く、その「アプリっぽさ」に近づくプロセスに暗黙の方向性を感じたのが印象的でした。具体的にはスチールっぽい質感や、機能の配置。UXの考え方も踏まえてWebで再現するそれらの「らしさ」の演出の根幹はなんなんだろうなと。

アプリ→iPhone→Appleというロジックもあるかもですが、アプリもデバイスによって千差万別のはず。

わりとざっくり「アプリっぽい」という括りだったので、個人的に「どのデバイスのどの仕様に似てるか」を突き詰めて聞けたらより良かったかなと。あとビジュアルの話にあわせて「なぜこのレイアウトなのか」という点をUIの視点から理屈が聴けたらより嬉しかったなと思いました。

 

一皮むけたいデザイナー、ディレクターにもオススメ

Amazonのレビューにも書きましたが、こちらの本書は、各テーマの最初にそのテーマ毎、そのデザインについてのちょっとしたポイントが解説されているのが他の初心者向けのデザイン見本帳とは一味違う印象を受ける大きな特徴と言えます。

イベント内でも「ワイヤー作成の仕事をウェブディレクターからウェブデザイナーが奪う」というのがありましたが、機能面も意識してデザインできるウェブデザイナーさんは、個人的にまだ少ないのではという印象があります。

ともすればワンパターンになりがちなデザインレイアウトでも、個々のオブジェクトの配置やカラーマネージメントの意味、想定ユーザーやクライアントの特徴を把握したツールへの気配りなど様々な観点からバラエティに富み、具体例の載った現場に即した書籍なのでウェブデザイナーのみならず、ウェブディレクターにとっても即戦力で「使える」本だと思います。ぜひ一度お手にとる事をオススメします。

 
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