Thursday, June 29, 2017
 

環境と働き方の選択肢 @CSS Nite in Ginza, Vol.54

11/18にApple Store Ginzaで行われた「CSS Nite in Ginza, Vol.54 これがフリーの生きる道」に参加してきました。

linkerの黒野明子氏、秋野琢氏あと秋葉 秀樹氏によるトークセッションが今回のCSS NiteメインでSkypeでの中継も挟んでの今までに無い形式が面白く、なかなか興味深く聴講する事ができた。
そーいえば、黒野さんとは、一度、hidekさんの鍋パーティーでお会いしたなーなどと、ウツラウツラしていたらセッションスタート。今回のCSS Niteは、事前のアンケートをメインにしての流れだったので、参加者もフリーの方が多く、それぞれの認識を客観的に知る良い機会だったかと。現状、会社員として水面下でゴニョゴニョしてる身としては、フリーランスの実情も知れ、大いに刺激を受けた。

フリーランスならではフットワークの良さ

印象に残ったのは、やはり時間と場所を選ばないフリーランスのスタイルで、複数人が作業に絡む時の共有の方法。SkypeをメインにサイボウズLiveや、バックログを使ってのクラウドでの環境構築は、フリーランスならではだなと思った。会社単位だとリスクを気にするあまり、効率より仕来りやルールを重んじて、フットワーク軽くその手のツールを導入する事に二の足を踏む事が多い。もちろんPマークからのセキリュティ重視は大事なのだけど、官僚的な事務手続きとそれに怯える社員とで、機会損失している例はきっと山ほどあるんだろうなと思った。

業態の選択肢

平成17年度以降、おそらく小泉内閣時の政策により会社設立についての規制が緩和され、既存の会社の枠組みの中に「持分会社」が加わった。それらから秋葉氏らが設立された合同会社かぷっとの話。株式会社には無いメリットも多く、フリーランスの人が複数集まって、会社化する上で都合が良さそう。会社対会社での取引の場合、まだ日本においては株式会社が他の業態を差別視する風潮がある気もするけど、それぞれがフラットな位置で携わり決定事項は多数決という民主主義な所も好印象だったので、もう少し自分でも詳しく調べてみたいと思った。

結局は人と人

今回のCSS Niteで、フリーランスでの営業の話があったが、内容的には営業ツールの紹介と他の人のアンケート紹介という割と軽い話で終わったかと。ただ、営業手法については、Twitterの活用、ビジネスマッチングの活用など、既存の営業方法+Web利用というのが主だったもので、やっぱりベーシックな方法になるんだなというのが、地味にショックだった。会社内の役割分担的に営業と切り離された位置にいる人間としては、「どうやって仕事を得てるの?」というのはベールに隠されていて情報が降りてこない事が多い。まして特定の代理店の下請けに慣れしまっていると、その辺の「開拓魂」を養える機会も少ない。また「Webを使っての効率的な営業方法」等をうたう情報ビジネス家さんが最近多いので、漠然と革新的な営業法でもあるのかしらと思っていただけ「営業=自己の露出を上げる」のが基本という事を再確認できたのは個人的に良かった。

立場と、その先を見る視野

最後にお金と契約関係について。自分も外注デザイナーさんに依頼する事はあるのだけど、やはりフリーランスのデザイナーさんは良い意味で契約にシビアだと感じている。それは会社内で仕事をしている人間との仕事に対する熱意の温度差に近い印象がある。「お金にうるさい」というのは、あまり印象が良い事はないのだけど、言うべき主張と権利は行使すべきだと個人的には思ってる。会社の営業だって取引先の支払いが確認できなかったら焦るはず。なので、発注する側として、単純に作業を依頼するだけでなく、その辺もある程度ケアできる様に気を配っていきたいなと思った。

その他、コミニュケーションについてや、フリーランスについて気をつけるべき事などが話し合われたが、ちょっと気になったのがアンケートの中で「組織に属さない事への不安感がある」という意見があったこと。やはり将来についての安定志向はフリーランスの人の中にもあるのだなと思ったのと、組織にいるからこその働きやすさみたいなもの(リソースや達成感的に)もあるだろうし、一長一短な部分はありそう。初めて入った会社が倒産した経験を持つ自分としては、なんか考えさせられるものがあった。

余談だけど、秋葉氏の合同会社がある大阪のSkype中継に、以前いた会社で一緒に仕事した方に似た方が出られてて「まさか?」と思ってTwitterで確認したらご本人だったのがビックリした。やっぱりこの業界は狭い。

 
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