Wednesday, November 13, 2019
 

腹を括るという事

SNS的なサービス(blogなど含む)を企業主導で導入する場合、コンテンツの話をするのはもちろんだが、立ち上げた後の運用の話も当然出てくる。
「誰が、どれくらいの間隔で、どういう風にモデレートするのか」って事。割とWeb2.0が言われ出した当初、どこの企業も乗っかろうとしたんだけど、そこで二の足を踏むことが多かったのを覚えてる。「炎上したら企業イメージが下がる」「いや、炎上してるって事は、反響があるってことだ」とか。で、議論を尽くしたあげく、上長とかに「で、どうします?」とか聞くと「保留で。」とか。よくあった話。なんだかなぁ。

炎上を怖がるという感覚はよくわかる。だれでもネガティブな意見は聞きたくないし、性善説に乗っとって、みんな仲良く楽しくやりましょって事だろう。
だけど、それってすごく気持ち悪いことなんじゃないかなと思う。匿名で意見を言うのがデフォのWebの中で、顔色伺いつつ(誰の?)生ぬるい会話だけが飛び交うサービスなんて誰がやるんだろうか。

そもそもで「炎上したら〜」なんてことをサービス立ち上げる前から考える時点でどうなんだろう。Webサービスじゃなくても何かしらの商品を出したら、それに対してのネガティブな意見なんて絶対出てくるはずなのに、リアルだとそこを気にしないくせにWebになると途端に尻込みしてる気がする。
もちろん、運用としてサービスを利用する上での規約なりを明示することは大切。その上でたくさんのユーザーに使ってほしいと思うのなら、炎上なんてあって当然。あとはその規約に則って毅然としてれば良いんだと思うんだけど。

まだ立ち上げてもないサービスのリスクに目が行くってことは、ある種、先を見越した対応なので大事だとは思うんだけど、それが足かせになるんだったら、そもそもで必要なものかどうかまで立ち戻って考えるしかないのかもしれない。それでも「やりたい!」もしくは「メリットがある」と判断できた上でやるべきだと思う。そこまで考えてないから、立ち上げただけで、運用は他(下請けとか)に任せるなんて無責任な事ができるんだろうなと。

いや、誰がとかいう話ではないんだけど。

 
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