Wednesday, October 21, 2020
 

テレワークと常駐でフリーランスを9年やってきて今思うこと

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ちょっと間が空きましたが、2020年6月を以て、私カネダも開業届を出してから9周年になりました。

その中、現在コロナ禍の状況ということもありテレワーク/リモートワークの必要性が強く叫ばれるようになりました。

わりと早い段階から、フットワーク軽くフリーランスのWebディレクター/プロジェクトマネージャーとして、それらを体験してきましたが、今の状況だからこそ思うことや、気づきなどをツラツラと。

”フリーランス”という立場だから見えてくるもの

幸いなことに自分が仕事として携わってきた方々は、案件のご相談を受ける際に最初からリモートワークに心広くご理解をいただくことが多いです。

というのも自在に受託するかどうかの判断の際にも、こちらから具体的に
・現状使われているコミュニケーションツール、プロジェクト管理ツールの確認
・未導入の場合は、それらの導入をお願いする
・別件を同時進行しているので、それでもよいか(別件のMTGで抜けるかも)
・ネットワーク(WiMAXなど)も持参するけどよいか
などを細かく確認してからというのが多いです。

その意図は
・社内文化としてメール、口頭指示がメインなっていないか
・扱う案件がどれくらいクローズなものか(IR系や官公庁系、大企業の新商品PRサイトなどは、厳しい場合がある)
・上長的立場の人と自分との相性
などなどを、僭越ながら推し量る部分を含んでいます。

フリーランスという立場から、同時に複数の企業さまの案件を扱いつつ、それぞれの社風に合わせた立ち回りを求められることもあります。その中で、自分の仕事への負荷を軽減する意図で、導入時点で、最大公約数的に担保できる落とし所を探る感じかなと。

テレワークが絶対に最高というわけではない。

個人的にテレワークを導入する上での最大のメリットは、家で仕事ができるということではなく”該当のプロジェクトにフォーカスできる環境が作れる”ということだと思っています。
コミュニケーションツールやプロジェクト管理ツールも、そのプロジェクトのスタッフおよびクライアントのみのメンバーで構成され、その進行に特化したやりとりがされる形となります。

ですが、常駐案件の場合は、携わるプロジェクト”以外”のメンバーも当然その場にいますし、良くも悪くも自然と外部の情報も耳にすることもあります。
内容次第ですが、ノイズということではなく少なからず他社/他者の動静を見聞きすることで得られるものも多く、単一のプロジェクト進行では気づけないこと、また深くなるからこその見落としの部分なども避ける効果も一定以上あると感じています。
それらが少ないことがテレワークのデメリットになるえるかなと。

エンジニアの方達からすると「一瞬いいですか」が無いのはメリットだとは思いますが。
コミュニケーションツール上で、自分がメインで携わってないチャンネルに横から口を出すのはパーソナリティに依存する部分が多く、なかなか根付くものではありません。
多くは当事者意識と奥ゆかしさの微妙なバランスを求められるものです。

本当に”働きやすい環境”とは

現状、コロナ禍ということもあり、感染リスクを避けるためにテレワークが推奨をされていますが、緊急事態宣言後、多くの企業が通常の通勤形態に戻している事を踏まえると、まだまだ日本の企業においてはテレワーク文化が根付くことは難しそうです。見ている限りベンチャー,スタートアップ系のIT/Web系企業ですらその様子。

ただ感染リスクどうこうについては一旦棚にあげて、実際、カネダ個人としては常駐をお願いされることはあっても、上記に挙げた条件がクリアされていれば、場所自体はそこまでネックにはなりません。極論、電源と電波さえあれば仕事自体はできるので。

いままで大小合わせて様々な企業さんと常駐ないしテレワークから携わらせてもらいましたが、
その場その場で、いつも感じるのは「やっぱり仕事ってのは”人”なんだな」っていうこと。
環境作りも大事ですが、一番に見るべきは、その場にどんな人がいて、自分がどういう立ち位置を求められているか、またその場は今後どうあるべきかを考えられるかかなと。
フリーランスだからこそ俯瞰の目線で見れますし、それ自体が間違っていなければ、ダメ元で提案してしまえば良いもの。啓蒙のコストなどもありますが。

単純にテレワークだバンザーイになるのではなく、その場にどういう人がいて、その人達それぞれに、どういったコミュニケーションが最適なのかを見極め、滞りなく進行するための方法と環境作りを考える。

道具や環境は大事な要素ではありますが、一番は”人”ということを忘れないように。

こんな状況ではありますが、みなさま、どうかお身体お大事に。
引き続き10年目もよろしくお願いいたします。

 
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