Saturday, October 21, 2017
 

プログラマの頭の中から読み解く『モノ』の考え方の可能性

k21『ずっと本棚に置いておきたい本』ってのに、出会う事は難しい。
気になった本は率先して読む様にはしているのだけど消費とブックオフ行きのサイクルが早くなってる気がする。(自分は、まだあまり電子書籍は読まない)

個人的に本を買う楽しみの一つに手元に残す本を厳選していくと段々、本棚が選抜クラスになってきて、知識がビルドアップされてく感じが可視化できてモチベーションがあがる。置くスペースの限界があるからというのもあるけれど。その本を経て今の自分がいるみたいな感覚が、たまに本棚を振り返るとちょっと勇気がわいてくる。

あと気に入ったり、後でまた見返すかなと思う本を手元において置くと、自分の知識に句読点を打つような感覚があって、また見返すときに、その本を初めて読んだ時に戻れる感覚がある。あんまりにも厚かったり翻訳が変だと何度読み返しても寝ちゃうけど。(え

思考は一方通行ではない。

そんな中で、最近買った本の中でヒットだったのが
『プログラムはこうして作られる―プログラマの頭の中をのぞいてみよう』

プログラムはこうして作られる―プログラマの頭の中をのぞいてみよう

自分はディレクターなのでノンプログラマーなのだけど、前々から『プログラミングをする』という事に関心はあった。

今でもHTML,CSSは使えるし、JS,PHPについてもある程度は触れるのだが、既存のフレームワークを使ったり、専門の方が作ったものを改修する程度の事がメインのため、そもそもの『プログラミングをする』発想の起点というか、構築をする上での頭の使い方についてモヤモヤとしたものがあった。

この本は、Sunabaという独自の学習言語を使い実際にブロック落としゲーム(言うなればテトリス)を作る事で、既存プログラミングの文法を学ぶ事より、もっと手前のプログラミングの思考法について至極丁寧にかつ時に冗長なくらい親切に書かれている。

プログラミング初心者に対して『プログラミングをするとはどういう事なのか』を通し、ある視点からのモノの考え方についてまで踏み込んでいて、個人的に目からウロコな部分が多かった。具体的には

  • 結果から考える。
  • 具体的な手法に落としこむため、問いかけを変えてみる
  • 目的があってこその手段

といったところ。
一方通行な考え方では、辿り着けずに迷いがちな事も、ちょっと視点を変えてみる事で見えてくる部分がある。
もちろんプログラミングなのでちょっとした数式はあるものの、それすらも根底にあるのは言語化された事柄として、スッと頭に入ってきやすかった。

ちょっと厚いけど「自分の考え方がコッてるなー」って感じる時に都度読み返したい。言うなれば凝り固まった自分の頭の使い方から一歩外に出て、新たな可能性を探ってみたくなる、そんな本。出来上がったらテトリスでも遊べるしね。

これからプログラミングを始めてみたい方のみならず、新たな発想の起点を模索している方にもオススメしたい良書です。

 

当事者意識がつくる『評価のステージ』

Teva-losec-Bumerang-Cupcakes仕事をする以上、結果と評価は常についてまわります。

お題として得たニーズに対してソリューションを提示し、それについての評価を得る。
評価を下すのは、サイト制作の場合はユーザーまたクライアント、社内でしたら上司でしょうか。ただし一口に評価といっても自分のいるポジションなどから、どういった評価を得たいのかが変わってくる事があります。
それは補完的立場として求められる結果と当事者として求められる結果の違いです。そしてそもそもの起点の違いが結果のクオリティや周りからの評価に大きく作用します。

つまり『言われた事を言われた通りにやって得る評価』『自分のやりたい事をやりたい様にやって得る評価』は、結果的に評価自体は変わらなくても起点の違いがモチベーションに大きく差が出ます。

ワガママとは違った『自分本位』

後者の方が茨の道でしょうし、暴走にならない様に事前と事後の周りへの共有、自分と(+周りの目と)の戦いなど、目を配る箇所は多いです。しかし得たもの(評価)が仮に同じだったとしても本質的な価値が大きく違います。

「やりたい様にやる」と聞くと自己中心的なイメージがあるかもしれませんが、人間誰しも自分の興味のある事には率先して能動的になるものです。
とは言え、組織論においてはオペレーション的な動きを必要不可欠であり、それは関係者全員の約束事として抑えるべき点でもありますが。

また、人を仕う立場にあるなら、相手にどう当事者としてのモチベーションを持ってもらうかが大事であり率先して動ける組織作りが理想でしょう。ただ、受け手としては丸投げの様に捉えられてしまう事もしばしばあるのが現実です。
個々が当事者であり、かつ「今求めらてる結果は何なのか」。その意識の共有がワガママ集団ではなく、自立した集団となる分かれ目なのかもしれません。

『自己』と『周囲』のバランス

評価を得る事でソリューションが初めて価値を見出し、金銭や満足度といったもので代替されて自分に返ってきます。最近はよく「アウトプットが大事」と言われますが、ただ単にアウトプットすれば良いという事ではなく『評価のステージに挙げる事』が本質的な意味でしょう。

もちろん自分のアウトプット全てが評価してもらえるという訳ではないですし、逆に一挙手一投足が評価されてしまう人も中にはいます。自意識としてどちらが居心地が良いかは意見の分かれるところではあります。
「全ての人に好かれたい」は自意識過剰でしょうし、そもそもでターゲットが曖昧です。またそもそもで評価して欲しい人に結果が届かなければ評価してもらう事はできません。
自分のやりたい事、目指すべき得たい評価があるのなら、周りに対して愚痴る前に、まず自分のポジションを俯瞰し、誰から評価を得たいのかを再考しましょう。

自分としては、満足のいく結果が出ても周りからは辛辣な評価を得る事もあります。なかなか世の中は思い通りにはいかないものですが、評価を得続ける事が大事あり、そのためのプロセスもまた継続し続ける事が大切なのだと思います。
それが『自分のやりたい事』であるならなおさら良い事です。自分のステージは自分で作る。与えられた中で右往左往するのではなく、そのための試行錯誤にこそ本当の価値があるのだと思います。

 

制作は、調整役の漏れや遅れを巻き取るためにいるんじゃありません

h05PM(プロジェクト・マネージャ)という職種があります。
プロジェクト・マネージャは、そのプロジェクトにおいて、各タスクを整理、分解し、誰が、何を、いつまでに、どうするのかを管理します。

それらを制作へと共有し、進捗確認し、作業の遅れが出ていないか、遅れている場合、どれが先にクライアントへ提出できそうかを判断。
タスクとタスクの間のクリティカル・パスを俯瞰でとらえ、決められた納期中に定義された要件の成果物(サイトまたはサービス)を制作と協働しクライアントへ納めるのが仕事です。

PMという職種の流れついてザッと書きましたが、代理店と制作会社間においても端的に調整→制作のフローに変わりはありません。決められたスコープの元で契約が取り交わされ、それぞれのマターにおいて粛々と作業は進みます。そこに何も疑問はないのですが、ただしある前提条件が埋まっています。

制作側はスコープの提示から、必要なコスト、スケジュールを調整役へコミットします。要するに「この要件を満たすにはスタッフが何人必要でこれだけの期間がかかります」と調整役へ伝えます。
見積もりにも関わるところなので当然なのですが『プロジェクト』という大きな粒度でスケジューリングをした場合、大抵、調整の期間と制作の期間は内包もしくは、クリティカル・パスとして認識しきれていない事象が多々あります。
つまり「調整の進捗が遅れても、制作側で巻き取ればいい」という不文律が、往々にして起こりえるのです。

PMがマネジメントしているものとは

当然、制作が着手できるのは、調整役のフローが終わったあとです。調整のfixが遅れれば制作の作業時間が減ります。しかし、納品期限は変わらない。リソースはコスト的に増やせない。調整不足により追加要件も増えてタスクが増える。チェックなどに十分な時間がとれない。よって品質が下がる。というネガティブなフローが後を断ちません。

そのためPMや制作は『期限内に納める』という事に終始し、連日の徹夜やなんとか調整した追加リソースで要件をまとめ納品するものの、チェックなどが間に合わず、抜け漏れもあり、納品後の追加対応も発生する例が多いです。
調整役の多くは「品質を上げろ」などと言いますが、個人的には品質を下げている理由の半分は調整役による作業スケジュールの食い潰しだと思ってます。

PMがタスク管理や進捗管理をするのは、間に合わせるためだけでなく、定義された品質を納品物に担保するのが本来のはずです。
時間がなくなるとそれらが後回しとなりがちで、まさに本末転倒で契約などを傘に何のため作っているのか分からなくなるがままに、ただただ疲弊するというのは、よくある不幸な話です。

制作へ進捗を聞く前に、まず調整役が制作へコミットすべき事

掲題にもあげましたが、制作は調整役の漏れや遅れを巻き取るためにいるんじゃありません。要件を満たすために必要なスケジュールの中で、調整役にはできない作業を代行するためにいるというのが個人的な見解です。
そのために調整役は、まず『その調整がいつまでに調整しきれるのか』を制作へコミットすべき=制作に必要なスケジュールの確保を厳守する事です。

会社間の場合は力関係などもあり制作側から調整役会社へコミットを求めるのは難しいというのはあるかもしれませんが、品質を担保するためには必要なプロセスです。そして、調整役のスケジュールと制作作業スケジュールは基本、別で考えましょう

それらは最も大きいクリティカル・パスであるが故に見過ごしがちですが、制作としてデスマを避け品質を担保するためには、時間が必要であるという事を調整役に伝えコミットがもらえないのであれば納品物について早めに調整を入れるようにしましょう。

理想論も含みますし二次受けや三次受けだとなかなか難しいとは思います。ですが、そこで制作側が調整役へ進言できるかが、下請けとパートナーの違いなのかもしれません。

 

雑感:ネットとリアルでのアウトプットの質の違い

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「有名になる」ではなく「忘れられない」ために、セルフブランディングを継続していく意味【連載:えふしん】
http://engineer.typemag.jp/article/fshin17

個人的に最近は、漠然と「アウトプット」のしどころと質みたいなのを考える事が多い。

単純にアウトプットと言ってもネットにおけるアウトプットってプル型である以上、いわゆるテレビ的なアウトプットの手法はやっぱり向かない。(精神衛生上的にも)
なので、時事的なネタとか自分の専門分野以外の話題でも常にアウトプットを「置いておく」事で、プルの釣り針をたくさん垂らしておく事が大事なんだなあと。SEOの概念と同じ感じでシャクだったりするのだけど。

そういう意味で既存メディア(テレビ・出版・チラシ)のアウトプットと、ネットのアウトプットは、その辺の質が違うと思うんだけど、個々が”無意識的に消費者”であるという事に、逆説的に自覚を持たないとそこを越えるのって難しいじゃあないかな。

広告と広報の違いみたいなのにも通じそうだけど、中途半端にSNSでつながってたりすると、アウトプットした事で「みんな見てるだろう」みたいになんか勘違いしがちなので、そゆとこ怖い。

『世間』とか『社会』とか、フワフワした概念はあるけれど、直接的に自分と関係あるのは自分と繋がりがある人と媒体でしかないのだし。
なにかを直接伝える事と端的なアウトプットは、やっぱり似て非なるものだと思う。

 

GoogleReaderがなければTwitterを使えば良いじゃない-おすすめTwitterアカウント添え

q82-08先日、GoogleReaderのサービスが7/1で終了という情報がありました。

実際に終了になるのは7月との事なので、まだ慌てる時間じゃないのですが、RSSという一つの機能を見直す上でこの件はターニングポイントなるのではと個人的に感じています。

個人的な状況を言えば、以前からGoogleReaderは利用しておりません。が、RSSリーダー的なサービスはNetvibesというサービスを利用しています。Netvibesは一部SNS的な機能も持っていますが、シンプルなRSSリーダーとして十分なサービスです。

タブを増やす事も可能ですし、おすすめのコンテンツもレコメンドしてもらえます。フランス製のサービスではあるものの基本は英語ですし、日本語対応もされていますので、GooglReaderからの移行を検討中の方にはオススメできるサービスです。

NetvibesならGoogleReaderの変わりになる?だが断る!

ただ、私としては今回のGoogleReader終了のニュースより以前にRSSの利用頻度はめっきり少なくなっています。
速報性のある時事ネタがメインのブログなどのRSSをメインで利用していた時は未読数が4桁になる事などもあり、本来「情報が読みたい」という目的のはずが「未度数を消化する」のが目的になってしまう印象がありました。

現在は主に写真やイラスト、Webサイトのサンプルを掲載しているブログなどがメインで、更新頻度があまり多くなく、ビジュアルがメインのコンテンツのメディアだけにしています。未読数を抑え、広い画像表示スペースがメインの情報のため現在はストレスを軽減することができたと思っています。

ではどうやって情報を得るか

以前は追いかけていたWebのtips記事やIT系ニュース系ブログ、一般的な時事ニュースなどをアップするブログのRSSですが、基本現在は利用していません。
理由としては、それらのブログやメディアは現状個々にTwitterアカウントを持っているのがほとんどですので、そちらをフォローしTwitterクライアントの通知機能と組み合わせる事で、わざわざRSSリーダーを立ち上げる必要もなく、読みたい記事が未読のサマリーに埋もれる事も避けられます。

それはイメージとしてはGunosyの使い方に近いかもしれません。
元々自分が選んだブログ・メディアからの通知ですので、当然親和性も高く、見逃した場合もTwitter内で個々のアカウントをリストアップしてありますので、クライアントアプリ側でタブで整理する事でジャンル毎、横串で記事を追える様になりました。

GoogleReaderが終了したからRSSという機能自体が終わりかというと決してそうは思いません。ただ、自分が受信する情報の質について、考える良いキッカケにはなると思います。
RSSリーダーに入れただけで満足してしまい未読数が確変状態の方は、既存の他のサービスとの組み合わせだけでも自分の環境を改善する事もできるでしょう。従来コミュニケーションツールとしてのTwitterも工夫次第で違った使い方もできます。要するにツールは適材適所と、ちょっとした工夫次第かと。
まだGoogleReaderのサービス終了まで時間もありますので、一度ご検討してみるのも良いかもしれません。

蛇足ですが、自分が現在Twitterでフォローしているメディアのアカウントをリストアップします。
情報収集の際、ジャンル毎、どれをフォローすれば良いか分からないという際、ご参考ください。

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