Friday, December 3, 2021
 

プロダクトマネジメントとマーケティングの狭間にある仄暗い未来

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前回、Clubhouseを通してSNSの今後を憂う意図の記事を記載しました。

Clubhouseを使ってみて、気づいた事と、これからのSNSに期待する事

あれからさらに1週間が過ぎ、当初の加熱ムードもどこへやら。
予想通り、著名人の活用の徐々に減り、現状で継続して利用をしているユーザーも、だいぶセグメント化が進んできている様です。

SNSのマーケティング利用について議論をしているroomもありますが、ポジショントークの域をでません。
なのでポジショントークついでに客観的に拝見していて、今、思ってることを追記としてツラツラと。

SNSがマーケティングツールになり得る理由

Twitterやmixiが世に出た10年前から、当然とある機能(UI)にフォロー数、フォロワー数があります。
その数字にマーケティング的な価値を見出し、「影響力がある」=スゴい人という同調バイアスに近いものが生まれ、
そこに商品やサービスが乗っかる形でマーケティング然として扱われることがSNSをスケールすることのゴールに定義されがちです。

実際、スケールできなかったSNS(Arrowとか)もありますし、サービスの継続としてSNS運営側が、そちらに寄せた設計をするのも頷けるところではありますが、前回の記事にも書いた通り「それってSNSなの?」という感覚が個人的には拭えきれません。

ストイックに友人や興味の範疇でつながるだけなら、SNSを利用しなければならない理由もなく。メールで良いというのも事実でしょう。
要は、関係性をベースに個々に興味ある分野で繋がれれば良いので。
そこに数字が絡み、それを良くも悪くも利用する大人、一喜一憂する子供がいるから話が複雑になっているだけ。

『バズる』とは無縁の世界へ

自分はTwitterの利用は、クライアントアプリである夜フクロウをメインに、詳細を確認したい時だけPC版のTwitterへアクセスするやり方をしています。
なるべくノイズを少なく観たいという願望があり、フォローしているメディアのアカウントのRTやLikeは非表示にするなどしていましたが、前述の考えもあって、今後はフォロー数/フォロワー数も非表示にすることにしました。

方法としては、GoogleChromeの拡張機能であるStylus
でTwitterのドメインへユーザーCSSで下記の記述

/* フォロワー数非表示 */
div.r-18u37iz:nth-child(5)
{display:none !important; }

を追加。

合わせて右カラムにあるトレンドキーワードの表示も出ない設定にしました。
※こちらは他サイトに記述が公開されていたのを拝借しました。

あくまでプロフィール画面でのCSSの変更なので、アイコンにオンマウスするとフォロワー数などは表示されますが、意図しなければ気にはなりません。
TLに流れてくるTweetだけを淡々と表示する形になり、良く言えばシンプルになったなと。

メディアがメディアを作る構図には乗らない

今回のClubhouseが流行していく流れを観ていて強く思ったのが、既存メディアがネット系ツールを新興メディアであるかの様に扱っていく様子。

ビジネスとしての利用価値があるのか無いのかだけで議論されていることが多く、サービスの本質が軽んじられている印象があります。
またサービス提供側も、既存サービスからの踏襲を基に、いかに流行らせるか(ユーザー獲得→広告的価値→マネタイズ)という図式がユーザー側に透けて見えてしまいます。

それだと飽きられるスピードも早いだけでなく、利用ユーザーも過去の経験から「はいはいまたね」となってしまうでしょう。

ユーザーがサイトに期待を持てなくなってしまう事象が続くと、せっかく深く思案したはずのUXも伝わらず、あげくは裏目に出るようになってしまうかもしれません。

数字だけを追うのでなく、サービスとしての誠実さと先鋭化を担保しながら、いかにビジネスとして成り立たせるか。
今後のプロダクトマネジメントにおいて、それらが重要なキーワードとなる予感がしています。

 
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