「Pict」のページを公開しました
自主プロジェクトでやっている「創ピクト」をアーカイブしたのでご報告を。
誰に頼まれた訳でもないのですが、自分の目についたもの、また、普段何となくそこに「ある」けど、流れていってしまう事柄。でも、なんとなく引っかかるその「何か」。それらを自分のフィルターを通して、ピクトグラムという形で表現できたら面白いだろうなと思って始めたのがきっかけ。
少しずつ作品を作り貯めて、「創ピクト」という名前でプロジェクト化し、始めてかれこれ6年目になってました。焦らずゆっくり、作れる時に作ってたのが、良かったのかも。
削ぐというプロセス
ピクトグラム作りに関していえば、ハマると丸1日潰れたりなんて事も。
ただ、デザインを考える上で、余分な情報を削ぎ落とし、物や事の本質を表現するというプロセスは大事だと個人的に思っているので、ある種、ピクトグラムはその極限なのかなと思っています。
テーマ的には、日本にしかなさそうな、情緒的な部分に興味があるので、それらをサイン化する事で、グローバルなものにも昇華できるかもと、分不相応な事も考えてたり。
作る喜び
今後は、物や事のピクトグラム化から、受け手の人の感情的な部分まで、飛躍して捉えられる様にしていきたいなと。また6年目を迎えるに辺り、一度アーカイブ化して、俯瞰で眺めてみたいなと思った次第。
一昨年くらいまでは、この創ピクトで知り合いの喫茶店で個展を開かせてもらったり、その場でポストカードの販売もしていたので、また作品を作り貯めて開きたいと思っています。
あと、ポストカードを作った時、「欲しい!」という言葉をかなりもらって、恥ずかしかった反面、泣きそうなくらい嬉しかった。自分のフィルターを通す事で、そこに価値を創造し、自分にしか作れないものを評価され、対価を得た時の「あの感動」こそ、物作りする上での原点なのかなーと思う今日この頃。
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