「キック・アス」を観てきた。
久しぶりに観た映画の感想など。
「キック・アス」
当初、単館での映画だったぽいが、都内でも徐々に上演館が増えてきたらしい。自分は新宿で観た。ただ、新宿でやっていた「キック・アス」は、フィルムでの上映では無くデジタルでの上映なので、若干の画質落ちはあるが、自分としてはさして気にならなかった。
「キック・アス」のストーリーは、コミックヒーローに憧れる主人公の青春と暴力のプロ達(敵味方含む)を巻き込んでのブラックコメディバイオレンスという感じ。主演子役の女の子がかわいく、ネット界隈ではそちらの話が前にでている様だが、自分として好感が持てたのは中に散りばめらてる「映画愛」。
オマージュの数々
ざっと挙げても「レオン」「ニキータ」「マスク」「ジョン・ウー関係もろもろ」「トゥルーライズ」「バットマン」「タクシードライバー」などなど、そのオマージュと思えるシチュエーションやセリフなどが随所に出てくる。撮り方や小道具、出てくる車などもしっかり作りこまれてる。
「キック・アス」はプロデューサーにブラット・ピットがいるのだが、ニコラス・ケイジとのタッグで考えれば、上映規模がこれだけってのは、本当にもったいない。が、R-15指定である事と実際の内容を観る限り、まさに「キック・アス」は、「バイオレンス映画好きによるバイオレンス映画好きのための映画」と言ってもよいかもしれない。かといって、任侠な話だけでなく、箇所箇所で笑える部分が出てくるのが、緩急が効いて思わず唸ってしまった。特に個人的にラストに爆笑してしまった。
バイオレンスとホラーとシュールのどこで笑うかは、個々のセンスなのだけど、昨今のヌルいテレビに飽きてる人には、「キック・アス」は、良い刺激になると思う。
余談だけど、「キック・アス」内のヒロインの友達役の女優さん。名前は、ソフィー・ウー[Sophie Wu]
Facebookのファンページもある。今回は正直、チョイ役なので機会があれば他の作品での、演技を見てみたい。つまり、可愛かったという事。
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